こづかい三万円の日々

40代の男がアニメ、映画、音楽などについて書いています。Twitter:@tegit

赤毛のアン

赤毛のアン 完結版 [DVD]

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 最近、テレビで再放送されている『赤毛のアン*1を欠かさず観るようにしている。
 大ファンだという妻にすすめられて観はじめたのだが、アニメ好きと自称するなら当然観ておかなければならない金字塔なんですね、これ。なんたってスタッフには、宮崎駿高畑勲富野喜幸と錚々たるメンバーがそろっている。
 特に、『耳をすませば原理主義者としては、近藤喜文がキャラクターデザザインと作画監督を担当しているのが見逃せない。
 単に近藤が参加しているだけでなくて、『耳をすませばを連想させるところが少なくない。例えば、アンのライバルにしてのちの夫ギルバートとアンの出会いとその後のコミカルな騒動は、『耳をすませば』の雫と聖司にそのまま繋がる。『赤毛のアン』の橋の上のすれ違いシーンなんか、まんま『耳をすませば』の廊下すれ違いシーンだ*2

*1:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B5%A4%E6%AF%9B%E3%81%AE%E3%82%A2%E3%83%B3_%28%E3%82%A2%E3%83%8B%E3%83%A1%29

*2:ただし、これは柊あおいの『耳をすませば』でも同様のシーンがあるので、あるいは柊あおいもアンを源流として雫というキャラクターを創り出していたのかも知れない。