こづかい三万円の日々

30代の男がアニメ、映画、音楽などについて書いています。Twitter:@tegit

草思社が民事再生法適用申請

 

 日本語ブームを巻き起こした「声に出して読みたい日本語」などで知られる中堅出版社の草思社(東京都文京区、木谷東男社長)が9日、東京地裁民事再生法の適用を申請した。負債総額は22億4789万円。複数の企業が支援を表明しており、事業は継続する方針。出版市場は90年代半ばから縮小を続けており、多くのベストセラーを生み出してきた中堅出版社の民事再生法申請は、出版不況の象徴といえそうだ。
――アサヒ・コム草思社民事再生法適用申請 負債総額22億5千万円」*1

 これにはびっくり。
 読み応えのある本も出しつつ、手堅いベストセラーも生み出していく、力のある版元だと思っていたが……。

 簡単に探してみるだけで、ここ数年の内にこんな本を出している。

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 これでつぶれるなんて思えないよ、普通。

 ただし、よくよく考えてみると、草思社の本って、面白そう!と思ってもすぐには買わない、読んでも図書館で……という対象になりそうなものが多いと思う。しかも、図書館に行けばそれほど貸し出し中にはならなさそうな。

 えーい、これは反省したい。
 やっぱり、こういうマジメで良い本をたくさん出している出版社こそ、大変な時代なのだ。わかってはいるつもりだけれど、自分の財布の中身を気にしすぎて、彼らのことを考えていなかった。
 なんとか近日中に一冊草思社の本を買って読みたい。まずはこのへんかな……。

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