こづかい三万円の日々

40代の男がアニメ、映画、音楽などについて書いています。Twitter:@tegit

「郵便局では封筒を売るべき」と言っていた人は、郵便局の進歩をちゃんと褒めるべき

常々思っているのだが、郵便局では封筒その他の郵送に必要なものは一通りそろえるべきではないだろうか。
郵便局では封筒を売るべき-Cheshire Life

 上記のエントリには178もブックマークがついているわけですが、さいきん、郵便局では封筒が売られるようになりました。
ポスタコレクト
 なかなかかわいいパッケージに包まれて、封筒のみならず、一筆箋や、宛名書きに必須の筆ペンまで売っている。
 今日、私用で郵便局にたまたま立ち寄ったら、郵便窓口にちょっとしたコーナーができており、ちょうど手があいていたらしい窓口の女性から、おすすめのコメントまでもらえた。ポスト型郵便はがきは、販売している郵便局名が刻印されており、ちょっとしたコレクトアイテムとしてもおもしろい。
 いまさら遅いよという意見も当然あろうが、上記のようにたくさんの意見が集まっていた不便さが改善されたのは、もっと評価されていいと思う。

郵便局は変わりましたよ!
何しろ今は窓口で封筒を売っているのですからね!!
郵便局、6月8日より全国の窓口で封筒販売開始!-窪橋パラボラ

 「悪事千里を走る」とはよく言われることだ。至らないことがあれば、人々の口によくのぼってたちまち批判の的にされる――そのこと自体が悪いとは思わない。けれども、批判した人たちは、批判対象が改善されたときは大いに賞賛すべきだ。人を評価するという行為には、ただ一度意見を言うだけではなく、その後しばらく、対象の変化を見守る義務が生じるとぼくは思う。
 すなわち、「悪事千里を走る」という言葉には二つの意味があるのではないか。悪事は簡単に広まるのだから自戒せよ、という意味と、悪事をあげつらうのは簡単なのだから、人を批判するときは覚悟をもって臨め、という意味。

 だからさあ、さきの記事にブコメした178人は、いますぐ最寄の郵便局に走れよ。
 そして、窓口に設置されたpostacollectを確認してこい。
 そのうえで、もう一度コメントしろ。その程度のフォローができない奴に、発言権はないとぼくは思うね。