こづかい三万円の日々

30代の男がアニメ、映画、音楽などについて書いています。Twitter:@tegit

シアターキノと『マイマイ新子と千年の魔法』

 昨年末、シアターキノのウェブサイトをのんびり観ていたら、掲示板*1で上映リクエストを受け付けていてびっくりした。市民出資の開かれた映画館だっていうことはおぼろげながらわかっていたけれど、まさかそこまで開かれているとは。しかも上映を検討した結果を回答してくれるだけでなく、「メジャー系で上映するそうです」とか「うちではムリですけどATTIC*2で相談しては」とか、親切さが異様。うひゃあ。
 その親切なふんいきにのっかって、『マイマイ新子と千年の魔法』の再上映リクエストをお願いしてしまった。
 非常にえらそうなものの言い方になるけれども、シアターキノでこの映画を再上映すべき理由は三つある。まず、年齢が高めで、映画好きが非常に多いであろうシアターキノの客層にぴったりくるだろう、っていう打算。さらに、シアターキノ周辺にはアニメ業界の将来を背負って立つ(かもしれない)若者がたくさんいる、ってこと。まずなにより、キノの入っているビルの一階には代々木アニメーション学院がある。さらに、シアターキノのある狸小路商店街を数ブロック東へすすむと、アニメイトとらのあなメロンブックスらしんばんにリブレットにブックオフが隣り合った三つのビルにぜんぶ入っているという札幌随一のオタクエリアもある*3。代アニが実際どれだけ業界に人を送り出しているかは知らないし、若いアニメオタクにどれだけこの映画が通じるのかはわからないが、でもやっぱり彼らのすぐ近くで上映されていてほしい映画ではある。中年男性だけにこの映画を独占させていてはいかんですよ!だって、いまの日本で、「明日の約束」が奪われた人っていったらロスジェネ以下の若い世代に他ならないでしょ?
 そして最大の理由は、ぼくの家と会社のちょうど中間地点にあるということ(笑)。雪のない時期だと、毎朝晩自転車で真横を通って通勤しているのです。地下鉄通勤の冬の時期だって、たとえ終電が終わったとしても歩いて帰れる距離。すばらしい。ここでレイト上映してくれたら毎晩でも観にいけるよ!

 で、リクエスト直後にさっそく返答がありました。ありがとうございます、シアターキノの中の人。

アリーテ姫」の監督なんですね。可能性はまだ何とも言えませんが、レイトショーであれば、もしかしたらと思いますので、正月明けたら松竹に聞いてみますので、しばらくお待ちください。

 そうそう、シアターキノでは『アリーテ姫』も上映したことがあるんですね。
 なんといっても映画の興行、難しいところもあるでしょう。期待しつつ、冷静に結果を待ちたいと思います。
 思いますけど、署名運動を始められた廣田恵介さんのブログで褒められてしまい*4、あまり冷静ではいられません。上映、実現するといいなあ..。
 とりあえず、現時点でいえることはひとつ。シアターキノはいい映画館!『マイマイ新子』が上映されるかどうかに関わらず、みんな観に行こうぜ!

3月3日追記:
 3月1日付、キノ掲示板によると、4/10(土)〜16(金)の1週間、上映することが決まったそうです。*5
 上映時間などは今後発表されるでしょう。
 とにかくうれしい。すごくうれしい。

*1:http://theaterkino.net/bbs.html

*2:http://www.a-yaneura.com/。昨年『SRサイタマノラッパー』を上映したすばらしいところ

*3:ここに一番近いのがスガイ札幌劇場で、ここではここ最近のオタク系アニメ映画をほぼすべて網羅して上映してくれている。

*4:http://mega80s.txt-nifty.com/meganikki/2009/12/post-f1fc-7.html

*5:http://theaterkino.net/tree/index.cgi?m=read&bnum=1492&num=1619