こづかい三万円の日々

30代の男がアニメ、映画、音楽などについて書いています。Twitter:@tegit

新城カズマ『マルジナリアの妙薬』

マルジナリアの妙薬 ( )

マルジナリアの妙薬 ( )

 なんだろこれよくわかんないなあ、という短編もあるものの、全体として心からわくわくして読んだ。帯の「この世で最後の/活字本だとしても、/後悔しないぐらいの。」っていう惹句はさすがにどーよと思いつつ読み始めたわけですが、いや確かにこれでもいいかもしれない、とさえちょっと思ってしまった。なぜかっつうと、この本はこの本一冊で終わらず、読者に新たな一冊を作り出させる本だから。中学生くらいの自分が読んでいたら、より一層の熱狂を覚えていただろう。