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こづかい三万円の日々

30代の男がアニメ、映画、音楽などについて書いています。Twitter:@tegit

11月に読んだ本

2012年11月の読書メーター
読んだ本の数:5冊
読んだページ数:2092ページ
ナイス数:4ナイス
http://book.akahoshitakuya.com/u/99009/matome?invite_id=99009

ゼーガペイン 忘却の女王 (朝日ノベルズ)
長いわりに描写の濃度が薄いこと、多くの設定への言及があるにも関わらず細部が立ち上がっていないこと――といった文句のつけどころはあるけれど、まあこれはゼーガ的ボーイミーツガールの切なさで一点突破する/すべき小説ですからね。終盤の怒涛の展開にしびれた。あとあとがきは色々ぶっちゃけすぎじゃないでしょうか...。
読了日:11月3日 著者:日下部 匡俊
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/23447727

許されざる者 (上) (集英社文庫)
戦争と平和』を和歌山で、という趣向か。毒殺未遂にスパイと、おもしろ小説の総合商社っぷりはいつものとおり。それを支えるのは彩り豊かな登場人物たちで、真宗のトップから町の時計屋まで、まあその活き活きとしていることといったら。抜群のリーダビリティでもって下巻へ突入。
読了日:11月14日 著者:辻原 登
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/23793288

■水いらず (新潮文庫)
『エロストラート』『一指導者の幼年時代』が印象に残った。後者はとつぜんのBL展開にびっくりでしたよもう。
読了日:11月18日 著者:サルトル
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/23789484

■ファイアフォックス (ハヤカワ文庫NV)
目的のためにサクサクと現地要員を犠牲にしていくSISがたまらんのですが、SIS幹部の描写にそれだけの説得力がなかったかな、という印象。それを犠牲にしてのこのリーダビリティでもありましょうが。総じて非常に面白い冒険小説ということは確か。
読了日:11月24日 著者:クレイグ・トーマス
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/23941102

許されざる者 (下) (集英社文庫)
いやはやまさかのスウィートな終幕!こちとらタイトルの「許されざる者」とは誰か、いったいどんな羽目になってしまうのか、とハラハラして読んでいたわけで。人びとが犯すほんらい許されない所業も、「地獄も極楽もこの現世という浄土に重なっている」谷の思想を梃子に、許される。倫理や社会や政治が許さずとも、小説は許す!という堂々たる著者の乱暴が働いていてすばらしい。
読了日:11月27日 著者:辻原 登
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/24289550


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