こづかい三万円の日々

40代の男がアニメ、映画、音楽などについて書いています。Twitter:@tegit

『黒澤家研究』創刊のお知らせ

<2022年7月16日追記>

 ネット通販サービス「pictSPACE」で通販を再開しました。

 以前はboothを使っていましたが、boothを運営するpixiv社内のハラスメント事件とその後の対応をうけ同社のサービスを使用したくなくなりましたので、乗り換えた次第です。

 pictSPACEも匿名配送でのお届けとなります。

 ご関心がありましたら、下記より詳細をご覧ください。

pictSPACE もやしブックス:https://pictspace.net/moyasibooks

『黒澤家研究 第一号』個別ページ:

https://pictspace.net/items/detail/273867

 

<2021年7月3日追記>

 ネット通販サービス「booth」にて、通販を開始しました。

 販売者・購入者ともに個人情報を明かさない形での通販サービスです(送付元・送付先の大まかな地域のみわかる仕組みです)。ぜひご利用ください。

もやしブックス boothショップ:https://moyasibooks.booth.pm/

『黒澤家研究 創刊第1号』個別商品ページ:https://moyasibooks.booth.pm/items/3093702

*pixiv社におけるハラスメント事件ととその対応を鑑み、boothでの通販は終了しました。

 

<2018年1月21日追記>

 本日開催された「僕らのラブライブ!2018新年会」にて、『黒澤家研究』初刷25部を無事に販売することができました。幸いなことに非常にご好評いただき、完売しております。

 まだはっきりとした予定は立っていませんが、18年中盤までには重版し、どこかの同人誌即売会にて再販売させていただこうと考えています。

 通販に関しては、今のところ予定していません。地方在住の方については個別に対応いたしますので、お気軽にTwitterかメール imjustateenagedirtbag[at]gmail.com([at]の部分を@に変えてください)でご連絡ください。メールは少々調子が悪く、反応まで数日いただく可能性があります。

 

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 同人誌『黒澤家研究』の創刊をお知らせします。
 本誌は、『ラブライブ!サンシャイン!!』に登場する二人のスクールアイドル、ダイヤとルビィが生まれ育った「黒澤家」を中心に、作品とその舞台である沼津・内浦を探求し、思索し、得られた知見を広めていくことを目指す同人誌です。

 第一号の記事執筆と編集は当ブログを書いているてぎが行いました。今後は色々な人に参加していただけたら嬉しいなあどと野望を抱いています。

 

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  第一号は、来たる1月21日(日)に開催される同人誌即売会「僕らのラブライブ!新年会2018」にて頒布いたします。


「僕らのラブライブ!新年会2018」
http://www.puniket.com/lovelive/
会場:大田区産業プラザPiO
日時:1月21日日曜日 11時~15時

サークル名:もやしブックス
配置:ダイヤ34

頒布誌名『黒澤家研究』創刊第一号
頒布価:100円

部数:20部

 

 以下、簡単に内容をご紹介します。


・『黒澤家とはなにか 内浦・長浜の津元について考える』

 今回の主要記事となる論考です。
 17年4月に当ブログで公開した「内浦・長浜の津元のこと/大川家と黒澤家について考える」*1を大幅改稿したものです。元記事は実在の津元を中心に書いたものですが、加えて、アニメ二期を含む物語のなかの黒澤家についての記述を大きく増やしました。
 結局のところ、物語と事実それぞれの「長浜の津元」をざっくりまとめた記事でしかないのですが、『ラブライブ!サンシャイン!!』と黒澤家が好きな人たちが色々と考えたり創作したり妄想したりする土台の一つになれば嬉しいなあと思って書きました。
 1ページめはこんな感じです。

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『豆州内浦津元関係資料目録β版』

 上記の記事を書くにあたって読んだ、内浦の津元に関する文献を、関連の濃いものから薄いものまで、とりあえず自分の知ったものはすべてリストアップしてみました。可能なものはごく簡単な内容紹介も付しています。

 このリストを作成するにあたっては、一部資料の情報をTwitter上で親交のある「素人ランナー」さんから提供いただきました。大変失礼ながら誌上に御礼を記載できませんでしたので、この場で改めて御礼申し上げます。
 そのようなご助力をいただきながらもわたしの力不足と怠慢により、本リストは恐らく網羅すべき文献の数%しかチェックできていません。本来はその大半を網羅できてからこうしたリストを作成すべきなのでしょうが、そう考えていると何年後になるかわからないので、とりあえず掲載しちゃえ、という感じで載せた次第です。
 『豆州内浦漁民史料』の公刊以降、内浦に関する研究は多数なされているわけですが、それらの成果を簡単に把握することは難しい状況です*2。もちろん研究者の人たちは残すべきもの・淘汰されるべきものを峻別し、それを最新の学術論文のなかに参考文献リストという形で表現しているのだと思います。でも個人的には、渋沢敬三以降、どれだけの学術的探求が内浦の史料によって達成されてきたか、その蓄積を一覧できるものがあって然るべきではないかとも思うのですね。それをどう読んで評価するかはまた別として。そのリストはきっと、内浦がどんだけすごいとこか、ということを端的に示すものになるんじゃないかと思うのです。
 とはいえ本リストはとにかく笑っちゃうほど未完成の状態なので(そんなものを掲載してすみません)、今後は更新版をウェブ上で公開するなどしていきたいと思っています。
 1ページ目はこんな感じです。

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・あとがき

 この同人誌を作ろうと決めたある出来事について書きました。ここに書いた気持ちがちょっとでも読者の方に伝われば、この同人誌を作った意味はあるかなーと思っています。

 

 というわけで、以上が『黒澤家研究』第一号の紹介となります。
 今号が注目されてもされなくても、しばらくは何号か作っていこうと思っていますけど、でもやっぱり注目されたらうれしいです。
 21日、みなさんの来ブースを心からお待ちしております。

*1:http://tegi.hatenablog.com/entry/2017/04/29/214654

*2:たぶん。もしかしたらわたしが知らないだけで、どこかにこういう目録があったりするのかもしれない…。