こづかい三万円の日々

40代の男がアニメ、映画、音楽などについて書いています。Twitter:@tegit

テラビシアにかける橋

 映画館でチラシを発見した。08年正月第二弾で公開するようだ。これはめでたい!

 ぼくはこの映画、夏にフランスへ行ったとき飛行機内で観たのだ。おらあ感動して泣きましたよ。結局3回くらいは繰り返し観ただろうか。
 アメリカのド田舎を舞台にホワイトトラッシュの少年の成長を描くファンタジックな物語で、製作はディズニー。いっけん最近流行りのファンタジーだが、決してハイ・ファンタジーの世界が安易に導入されることはない、マジに少年の現実に向きあった傑作だ。
 主人公の少年を演じるジョシュ・ハッチャーソンの演技もいいが、やはり注目すべきは『チャーリーとチョコレート工場』『リーパー』などで話題になっているアナソフィア・ロブだ。無茶苦茶かわいい。
 キャサリン・パターソンの原作は30年ほど昔の小説なので最近の本読みは知らない人が多いとおもうが、例えばスピネッリ『スター・ガール』とか瀬名秀明『八月の博物館』にときめいた人は絶対観るべき。

 ↓ただし、この予告編はむちゃくちゃ的はずれ。ロブたんのかわいさをちょっとだけ観られる、というくらいしか価値はない。