2014-05-18から1日間の記事一覧
公式サイト*1は2009年を最後に更新が止まっています。 そこそこのお年ですし、そろそろ作家活動を引退していてもしかたがないかもしれない。 明らかにキャリアを総括した大傑作『狂犬は眠らない』をものしてもいるので、ファンとしてもあまり悔いはありませ…
本記事を書くにあたってざっと探してみたところ、以下の三つのアンソロジーにグレイディの短編が収録されているようです。残念ながらいずれもノーチェックですが、そのうち読んでいきたいと思います。『フィリップ・マーロウの事件』フィリップ・マーロウの…
狂犬は眠らない (ハヤカワ・ミステリ文庫 ク 14-1)作者: ジェイムズ・グレイディ,三川基好出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2007/12/14メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 13回この商品を含むブログ (24件) を見る 14作目にして最新作。アメリカでは2006年…
雷鳴 (福武文庫)作者: ジェイムズグレイディ,James Grady,桃井健司出版社/メーカー: ベネッセコーポレーション発売日: 1995/12メディア: 文庫この商品を含むブログを見る 『暗黒の河』に続く長編第11作目。翻訳は『凶弾』の次、1995年に刊行されている。あら…
暗黒の河 (新潮文庫)作者: ジェイムズ・グレイディ,池央耿出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1998/04メディア: 文庫この商品を含むブログを見る 続いての作品は第10作目長編。『凶弾』に続いて池央耿の翻訳、新潮文庫。4年あいているとはいえ連続の出版で、あ…
凶弾 (新潮文庫)作者: ジェイムズグレイディ,James Grady,池央耿出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1994/12メディア: 文庫この商品を含むブログを見る 『コンドルの六日間』は映画ともあわせ高く評価されているが、なぜかその後グレイディの翻訳は途絶えてしま…
コンドルの六日間 (1975年)作者: ジェームズ・グレイディ,池央耿出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1975メディア: ? クリック: 2回この商品を含むブログを見るあらすじ: 白昼のワシントンDC。CIAの末端組織「アメリカ文学史協会」が襲撃され、一人を除く全職…
グレイディは1949年モンタナ州シェルビーに生まれた。 公式サイトの更新が2009年で止まっているため、現在の状況は不明だ。 20代の前半は、民主党議員Lee Metcalf*1、ジャーナリストのジャック・アンダーソン*2といった面々のもとで働き、政治や報道の分野で…
『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』観ましたかみなさん。すばらしかったですね。 アメコミヒーロー映画としても当然ですが、スパイフィクションとしても大傑作なこの映画、スパイ者として注目するとなるとやはりまずは名優ロバート・レッドフ…