妻がエレカシ好きなので、最近よくテレビに出ている彼らのことはだいたいチェックしている。で、先日の「僕らの音楽」での宮本浩次と川上未映子の対談はなかなかよかった。旬のアーティストが、お互いのことを尊敬しつつ言葉を交わしあう姿ってのはいいもんだ。
番組中、宮本さんが好む作家として、太宰治や永井荷風、曲亭馬琴が挙げられていた。
太宰と永井はいいとして、曲亭馬琴ってだれ? 滝沢馬琴なら知ってるけど*1……と思ったオレはいますぐ文学部卒の経歴をゴミ箱に捨てるべきですね。はずかしい。
ところで、視聴者プレゼントにつられて「僕らの音楽」のウェブサイトを覗いてみたのだが*2、視聴率がいくらだったとかそういう記述が多くてびっくりした。さすがフジテレビ。今回の番組はゲスト二人がよかったのであって決してテレビ業界の人たちに心を許してはいけない、と思い直したことであった。
↑これがカバーだということにも気づかなかった。今の松任谷由実からは想像がつかない曲だなあ。彼女も、こういう死の匂いがある曲をまた歌えばいいのに。