今日から公開していく小説は、ファイル名が示すとおり、一昨年から書き始めたものです。
今ぼくは東京にいるわけだけど、この妄想は札幌にいるときじゃないと生まれなかったなあと思う。
クリプトンが札幌にあるから。
自分が札幌のミクパに行ったから。
そういう要因はあるけれど、根本的に、札幌の街が初音ミクに似合うんですね。
人工的で、空疎で、でも急すぎないし愛あるし過密すぎないし、潔癖で美しくて、自然と都市と人のレイヤーがはっきりしている感じ。だからミクさんが映える。
東京じゃダメなのです。
はからずもそういう札幌への愛みたいなものも噴出してしまっていて、恥ずかしいやら楽しいやら。