こづかい三万円の日々

40代の男がアニメ、映画、音楽などについて書いています。Twitter:@tegit

ラブライブ!

『そして夢みるものたちは』 序.六月の映画館

『ラブライブ! The School Idol Movie』公開一周年記念。 記念だけど一週間遅れたし未完ですが。小説です。連作短編です。 未完とはいえたいへん長いので、ここではさらにその一部だけ載せました。

「最高」だったあのときのことを考え続けている/「ラブライブ!μ's Final LoveLive! μ'sic Forever!」ライブビューイングレポート

「ラブライブ!μ's Final LoveLive! μ'sic Forever!」ライブビューイングレポート。4月2日TOHOシネマズ府中・スペシャルビューイングに参加して考えたこと、加えて翌日に神田明神・ニコライ堂に出かけたときのことを書きました。ラブライブ!とμ'sについて、…

アキバは「あの街」に似ているのか? 凛ちゃんからみた世界を考えてみる

だいぶ久々の更新になってしまいました。 今日は、7月末くらいから考えていた、凛についての記事です。 映画『ラブライブ!』において、テレビシリーズからの成長をもっとも感じさせるのは、一年生の星空凛ちゃんです。特に映画前半では、迷いはじめる穂乃果…

走れ、跳べ、理想を求めて/『ラブライブ!』と『マッドマックス』

『ラブライブ! Schol Idol Movie』をTOHOシネマズ日本橋で観てきました。六回目。*1 この一週間ほど、『マッドマックス4』と『ラブライブ!』の雑な比較に対して激怒し、並べて語るならまずはこのくらい考えておけよ、そして考えたらあんな雑なこと言えな…

『マッドマックス』と『ラブライブ!』を並べて語るならまずこのくらいは考えておけよというご提案

♪♪♪ <2015/08/02追記> 『ラブライブ!』と『マッドマックス』について、自分の思うところをまとめた文章を書きましたので、こちらも読んでいただけると嬉しいです。すごく。「走れ、跳べ、理想を求めて/『ラブライブ!』と『マッドマックス』」 http://d.…

「見る人」東條希のこと 『ラブライブ!』文その5

東條希は「見る人」です。 彼女は子供のころから、人ならざるもの、八百万の神々や不思議な存在たちを見てしまっていた。それはあまりに自然なことでした*1。 ラブライブ! School idol diary ~東條希~作者: 公野櫻子,室田雄平,音乃夏,清瀬赤目出版社/メーカ…

あなたがたには見えないというけれど

四回目の感想を書く前に、最近話題の論争について触れておきます。 個人的に、「『ラブライブ!』映画はシャマラン映画と同じフォルダに入れておいたほうがいいかもしれない」*1という気がしてきていたので、むしろ先週くらいまでの絶賛ばかりの雰囲気にびっ…

楽しさの先の先/穂乃果中心に観る『ラブライブ! The School Idol Movie』

(穂乃果といえばこの曲かな、というわけで。) 三回目を観てきたので、三回目の記事を書きました。ネタバレしてます。 今回の映画、もちろんμ'sの映画ではあるんですけど、穂乃果の子供時代に始まり、エンディングロールの最後が穂乃果のTシャツで終わる以…

永遠に終わらないジャンプ/永遠に終わらない映画『ラブライブ! School Idol Movie』

前回(http://d.hatena.ne.jp/tegi/20150613)はネタバレなしで書いたので、今回はネタバレ全開、踏み込んで書きます。あと、イーサン・ホーク主演の某SF映画のネタバレも含んでいます。洋画好きも注意。 『ラブライブ! School Idol Movie』は、とても誠実…

いつだって飛べるよ『ラブライブ! School Idol Movie』

『ラブライブ! School Idol Movie』を観ました。 「こんな映画だったらいいなあ」と思っていた期待を、ぼくの想像しなかったやりかたですべて叶えてくれたという印象。 具体的なことを話すのはまだ早いタイミングなので、物語とアイドルと理想の話、みたい…